失敗しない分譲マンション選び

階高とは

階高(かいだか)とは、マンションにおいて床スラブの上面から、上階の床スラブの上面までの高さのことで、建物の各階間の高さのことを指す。階高が高いほど、住空間の高さを出すことできる他、コンクリートスラブの厚みを増したり、二重床、二重天井にできるなどのメリットがある。

一方で階高を高くするということは、同じ高さの建物を作る場合には、それだけ作ることができる部屋数が違ってくることになる。例えば、43メートルの高さのマンションがあるとする。
この場合、15階建てまたは14階建てのマンションが多いが、14階建てのマンションの場合の階高は3.07メートル、一方15階建てのマンションの場合の階高は2.86mになります。

前者の場合なら、二重床・二重天井(合計35cm)、スラブ厚さ25cmをとっても、2.47mの天井高を確保することができます。一方後者の場合には2.31mしか確保できません。
天井高は2.4mは欲しいということになっていますので、後者の15階建てのマンションの場合には、スラブを薄くするか、二重床や二重天井をやめるなどして天井高を確保する必要があるのです。

もちろん、販売側から見れば、15階建てのマンションの方が多くの部屋を売れるので利益がでますが、住人の生活まで考えるのであれば14階建てのマンションにするでしょう。

上記から、二重天井・二重床・適切なスラブ厚を求めるのであれば、階高としては3m以上は欲しいところです。

失敗しない分譲マンションの選び方

  

階高に関するQ&A・クチコミ

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